ソロキャンパー向けのフード開発から保存食としても使えるフードを提供...
25年ぶり にオフウェア開発に着手
クシタニがオフロードウェアを手がけるのは、じつは25年ぶりのこと。その開発のために、2022年ラボを併設したオフロードパークを長野県の御嶽に整備した。
このプロジェクトは、クシタニがつくるプロダクトの確かな品質が認められ、2021年の冬、御嶽スキー場のスタッフウェアに採用されたことがきっかけだった。
御嶽山の南斜面に設計された御嶽スキー場の標高最高部は2240m。標高の高さゆえの絶景や雪質の良さも有名だが、過酷な冬の環境を過ごすスタッフにはより高機能なウェアが求められた。防風防寒性だけでなく、運動性やジャケット内の蒸れを軽減させる透湿性などあらゆる機能が考慮されたウェアが必要だったのだ。
暖かくて、快適で、動きやすい。クシタニが大切にしている「アクティブ・セーフティー」の一環を具現化したウェアは御嶽スキー場のスタッフにも好評で、モーターサイクルというシーンだけでなく、過酷な環境下にも十分に活用できることがわかったのだった。
雪のない季節、
御嶽スキー場はオフロード場に変身
クシタニは1990年頃までホールショットというブランド名でオフロードウェアを展開していた歴史がある。
モーターサイクルの可能性とものづくりへのあくなく探究心からオフロードウェアの復活を模索していたが、この好機を現代のオフロードウェアブランドの始点とすべく、雪のない季節のスキー場をオフロードパークに活用するプロジェクトにクシタニも参画。
クシタニの新しいプロダクトを生み出すために本格的なオフロードパークを整備したのだ。この拠点から、クシタニの新章が始まろうとしている。
CONCEPT
KUSHITANIは創業1947年のバイクウェアメーカー
We CREATE THE SAFETY WORLD.