ライテクをマナボウ「サーキットは速い人しか走っちゃいけない?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 3

スポーツバイクに乗るからには、いつかはサーキットを走ってみたい……、と密かに想いを巡らすライダー、けっこう多いかも? とはいえレースみたいに速く走れる自信はないから、夢と現実のはざまで行ったり来たり……。

#02 サーキットは速い人しか走っちゃいけない?

興味はあるけど、速く走る自信がない……

サーキット走行に興味が湧いてきたけれど、サーキットはそもそも飛ばす人、というか速い人が走っている印象が強い。もっと言えば、バイクがサーキットを走るシーンはレース映像くらいしか見たことがないけれど、あんなに速く走れる自信はまったく無い。……でも、やっぱり走ってみたい。この矛盾した気持ち、どうすれば良いのだろう?

Picture of 小川勤|TSUTOMU OGAWA
小川勤|TSUTOMU OGAWA

バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。

レーサーみたいに速く走れないと、サーキットに行っちゃダメなのか……?

憧れはあるけれど速く走れない……。そんなライダーでもサーキット走行をしても良いのか? 答えはもちろん「OK」だ!

たしかにサーキット走行をするライダーの中には、レースやトップエンドの走りを目指す人もいる。しかし今どきサーキット走行を楽しんでいる人は、自分の愛車のポテンシャルを感じたいとか、公道では試せない速度域でスポーティに走ってみたい、というライダーが実際には多いのだ。

速さより「上手くなるための走行会」が増えている!

とはいえサーキット、やっぱり「速く走れないとダメ」と思いがち。しかしサーキット走行にやってくるライダーは、速さよりも「上手くなりたい」人の方が多いようだ。そのため、近年開催されているサーキット走行会は、ライディングテクニックを学べる走行会が増えている。

たとえばクシタニが開催している「KUSITANI RIDING MEETING」は、走行クラスが細かく分かれ、ライテクを楽しく学べる様々なメニューが用意されている。

「KUSITANI RIDING MEETING」では、実際にコース脇でプロライダーの走りを見ながら、インストラクターが走り方やテクニックを解説(写真上)。さらにコース図を使って安全な走り方や走行ラインを解説(写真下)。

「KUSITANI RIDING MEETING」では、サーキットデビューしたライダーや経験の浅いライダーのために完全先導付きのクラスも用意(写真上)。コース走行後は様々な疑問や不安を解消するための座学も行われる(写真下)。

プロライダーや経験豊富なバイクジャーナリストがインストラクターを務め、サーキットならではの走行ルールや上手く走るためのテクニックを先導走行や座学でレクチャーしてくれるので、初めてサーキットを走る人でも安心して参加できるのが特徴だ。

ちなみに全国の多くのサーキットでは、それぞれのサーキットが行っている「スポーツ走行枠」というモノがある。これはレースの練習やレーシングマシンの走行テストのためなどに走っているライダーも多く、走行するには基本的に「サーキットライセンス(それぞれのサーキットが発行する走行ライセンス)」が必要になるので、参加するには走行スピードも含めて相応に敷居が高いので、サーキットデビューには不向きだろう。

その点、クシタニが開催する「KUSITANI RIDING MEETING」はほとんどが保安部品の付いたナンバー付きのバイクで、自走で参加する人も多く、もちろんサーキットライセンスは不要だ。

「KUSITANI RIDING MEETING」はサーキットライセンス無しで参加できる。ほとんどの参加者がナンバー付きの公道用バイクに乗り、自走でやってくるライダーも多い。

というワケで、速く走る自信が無くても、しっかり走行クラス分けされているサーキット走行会で、走行経験が無かったりビギナーに向けのクラスを選べば、不安なくサーキットデビューできるハズ。まずはココが夢のスタート地点だ!

バイクトリビア

体験走行を試すのもあり

「サーキットを走ってみたい」という想いがあっても、走りに対する不安やレーシングスーツ(革ツナギ)の用意など、サーキット走行会に参加するには気持ち的にも装備面でもそれなりにハードルが高いのも事実だ。なかには実際にサーキットを「生」で見たことが無いライダーもいるだろうし、なおさら敷居が高く感じるハズだ。

そんなライダーにオススメなのが、サーキットの「体験走行」。たとえば「KUSITANI RIDING MEETING 筑波サーキット1000」では、レーシングスーツを着用しなくても、一般的なテキスタイルウエアでも参加できる「体験走行」を設けている。これは先導ライダーに続いてコースを走るものだが、走行スピードもおおむね公道と同じなので不安が無い。とはいえセンターラインや交差点、信号機が無く、対向車も来なくて道幅が広いサーキットの雰囲気を知ることができる。

また、こういった体験走行は、サーキット走行会の中に組み込まれている場合が多いので、そちらに参加しているライダーの走りを見れば実際の走行スピードなどもイメージできる。そうやって少しずつ「サーキットの雰囲気」に慣れていくのも、先々サーキット走行を楽しむうえで大いに役立つだろう。

バイクショップや用品店が主催するサーキット走行会では「体験走行」を用意している場合も多いので、情報を収集して参加してみるのもオススメだ。

「KUSITANI RIDING MEETING 筑波サーキット1000」での体験走行。テキスタイルウエアで走れ、サーキットの雰囲気を知ることができる。

次回予告 第3回  サーキットを走るのにはナニがいる?

KUSHITANI RIDING METHOD BACK NUMBER

ライテクをマナボウ「サーキットを走るのにはナニがいる?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 3

サーキット走行は速さだけを追求するのではなく、愛車の性能を味わったりライテクを磨くのに最高のシチュエーション。……とはいえ公道とは異なる速度域で走るので、ウエアやヘルメットなどの「装具」は、サーキットに適したものが必要です! #03 サーキットを走る

Read More »

ライテクをマナボウ「サーキットは速い人しか走っちゃいけない?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 3

スポーツバイクに乗るからには、いつかはサーキットを走ってみたい……、と密かに想いを巡らすライダー、けっこう多いかも? とはいえレースみたいに速く走れる自信はないから、夢と現実のはざまで行ったり来たり……。 #02 サーキットは速い人しか走っちゃいけな

Read More »

ライテクをマナボウ「サーキット走行の魅力ってナニ?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 3

皆さんこんにちは、こんばんは! YouTubeと連動するクシタニ・ライディング・メソッド『シーズン3』が始まります。今シーズンの連載は、なんと(ついに)サーキット走行にチャレンジです。興味はあるけれどハードルが高い……と感じている方こそ、是非ご覧にな

Read More »

ライテクをマナボウ「ブレーキングとシフトダウン どっちが先?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

かなり今さらだけれど、カーブに入る前って、ブレーキをかけるのとシフトダウンするのは、どっちを先にやるのが良いんだろう? 先にシフトダウンした方が、エンジンブレーキが効くから安心な気がするんだけど……。 ♯22 ブレーキングとシフトダウン どっちが先?

Read More »

ライテクをマナボウ「メンテナンスでシフトチェンジが上手くなる」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

シフトアップやシフトダウンのギヤチェンジ。ショックなくスムーズに行おうと、意識して素早く操作しているつもりなのに、なんだかギクシャク……。ナニか、やり方が間違っているのかなぁ? ♯21 メンテナンスでシフトチェンジが上手くなる テクニック以前にメンテ

Read More »

ライテクをマナボウ「傾ける時 ステップって踏むの?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

カーブを曲がる時に、イン側のステップを踏んでいる。バイクは傾けて曲る乗り物だから、曲がる方のステップを踏んで傾けるのは当たり前……って思っていたんだけれど、ナニか違うんですか? ♯20 傾ける時 ステップって踏むの? 諸説あるけれど……踏まないのがオ

Read More »

ライテクをマナボウ「前傾がきついバイクのフォーム作り」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

スポーツバイクが好きなら、やっぱり気になるのが「スーパースポーツ」。レーシングマシンのようなフルカウルや戦闘的なポジションが何ともカッコいい! ……けれど、この前傾ポジション、かなりキツそうな感じ。どうやって乗ったら良いんですか?? ♯19 前傾がき

Read More »

ライテクをマナボウ「雨の日にドキドキしないコツ」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

バイクに乗るのは楽しいけれど、正直言って雨の日は楽しくない……というか怖い。路面が濡れているというだけで滑りそうな気がして、常に緊張しながら走っているので、不安な上に疲れてしまう。なんとかドキドキせずに走るコツってありませんか? ♯18 雨の日にドキ

Read More »

48歳、これからのスポーツライディングを考える|第2回【HSR九州で開催される鉄馬コンチネンタルGT650で参戦! 決勝レースはBMW R75/5と一騎打ち】

サーキットを走るスポーツライディングは今も大好き。しかし、ハイパワーなスーパースポーツ&ハイグリップタイヤでレースに挑むのはちょっとリスキー……。そんな気持ちが芽生えつつある心境や年齢になってきた。そこで選んだのが、空冷ツイン、鉄フレーム、18インチ

Read More »

ライテクをマナボウ「伏せずに「沈む」のがベテランの技」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

カウリングを装備するスーパースポーツ車は、加速する時にライダーがベッタリ伏せるとスゴく速そうでとにかくカッコいい! とはいえレースみたいなスピードを出さない一般道だと、そんなに伏せても意味ない……のかな? ♯17 伏せずに「沈む」のがベテランの技 一

Read More »

ライテクをマナボウ「寒くても 暑くても 疲れるのはなぜ?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

バイクは四季をダイレクトに感じられるから楽しい。けれど、寒かったり暑かったりするとけっこう疲れる。もちろんコレだってバイクライフのひとつなのは解っているけれど……、ナニか疲れを減らす良い方法ありませんか? ♯16 寒くても 暑くても 疲れるのはなぜ?

Read More »

ライテクをマナボウ「身体の力を抜くと タイヤのグリップが増える」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

ライテク記事を見ていると、よく「身体の力を抜く」とか「バイクに余計な力を与えない」とか書いてある。言わんとすることはなんとなくわかるんだけど、それってけっこう難しいでしょ? そもそも力を抜くと、ナニか良いコトあるんですか? ♯15 身体の力を抜くと

Read More »

ライテクをマナボウ「スロットルはドアノブのように回そう」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

普段バイクに乗っていて、なんとなく「スロットルをいっぱい開けにくいなぁ……」と感じることがある。スロットルをグイっと開けても、グリップを握り直さないと全開にできないじゃないですか。飛ばすワケじゃないけれど、コレってどうなんですか? ♯14 スロットル

Read More »

48歳、これからのスポーツライディングを考える|第1回【HSR九州で開催される鉄馬にコンチネンタルGT650で参戦! 新た仲間との出会いとバイクを仕上げる楽しみ】

サーキットを走るスポーツライディングは今も大好き。しかし、ハイパワーなスーパースポーツ&ハイグリップタイヤでレースに挑むのはちょっとリスキー……。そんな気持ちが芽生えつつある心境や年齢になってきた。そこで選んだのが、空冷ツイン、鉄フレーム、18インチ

Read More »

ライテクをマナボウ「チェーンの張り チェックしていますか?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

エンジンが生み出した力を後輪に伝える「チェーン」。伸びたり張り過ぎたりしていないか、チェックしないとダメなのはわかっているつもりだけど、ついおざなりに……。べたべた油っぽかったり汚れているから、見て見ぬフリしちゃうんだよね……(反省) ♯13 チェー

Read More »

ライテクをマナボウ「アクセルを開けると リヤは沈む・沈まない?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

視界の開けたワインディング。立ち上がりでアクセルを大きく開けると、リヤサスペンションがグゥ~っと沈みながらドーンと加速! このフィーリングが気持ち良くて先輩ライダーに話したら、どうも思っていたのと違うみたい……。どういうコト?? ♯12 アクセルを開

Read More »

ライテクをマナボウ「 リヤブレーキを使うほど得をする」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

フロントブレーキだけで十分に止まれるから、リヤブレーキなんて必要ないと思っていた……けれど、試しに使ってみたら停止時にガクッと前のめりにならないからけっこう快適! 他にも何か、リヤブレーキのメリットってあるんですか? #11 リヤブレーキを使うほど得

Read More »

ライテクをマナボウ「 いつかはヒザを擦ってみたい!」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

スポーツライディングに興味が湧いてくると、腰をずらしたりヒザを開いたり、レーシングライダーの真似をしてみたくなって……『やっぱりヒザを擦ってみたい!!』とはいえかなりハードル高そうだし、普通のライダーがヒザを擦るのは無理ですか? ♯10 いつかはヒザ

Read More »

ライテクをマナボウ「ヒザを出すとバイクが寝ない?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

レース映像を見ていると、ライダーはコーナーで腰をずらしたうえにひざも出している。ツーリングで訪れるワインディングでも、ヒザを出しているライダーを見かけることが多いけど……。速そうでカッコ良いけれど、ヒザを出すと上手く曲がれるんですか? #9 ヒザを出

Read More »

ライテクをマナボウ「タイヤに空気 入っていますか?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

バイクの日常的な点検で大切な「タイヤの空気圧」。バイク雑誌やWEBのメンテナンス記事でも「マメにチェック!」と言われているけれど、じつはチェックの仕方がよくわからない……というか、道具も持っていない。いまさらだけど、どうすればイイんですか? #8 タ

Read More »

ライテクをマナボウ「腰をずらすときは お尻を浮かせない」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

ツーリングで訪れた峠路。飛ばすワケじゃないけれど、コーナリングで腰をずらしてみた。カッコ良いしスポーツしている気分に浸れるから楽しいんだけれど、ずらさずに乗っている時よりも、なんとなく不安定な感じが……。ずらし方、間違えてるのかな? #7 腰をずらす

Read More »

ライテクをマナボウ「下半身ホールドとニーグリップって 何が違うの?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

バイクに上手く乗れるようになりたくて、バイク雑誌やWEBのライテク記事を見ていると「下半身ホールド」というコトバが良く出てくる。『ライテクの基本だ!』みたいな感じで、大事そうなのはわかるんだけど……、これってニーグリップとナニが違うんですか? #6

Read More »

ライテクをマナボウ「コーナリング=旋回じゃないの!?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

ツーリングで訪れた峠のカーブ、バンクしてグルーンと旋回するのがたまらなく楽しい! ……とはいえ、思ったよりカーブが回り込んでいたり、曲がった先に自転車や歩行者がいてドキッとすることも。旋回中に上手く避けられるワザとかあるのかな……? #5 コーナリン

Read More »

ライテクをマナボウ 「怖くないブレーキのかけ方」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

いまどきのバイクのブレーキは、ものスゴく良く効く。だから「効きが悪くてぶつかりそうになった」なんてコトはあり得ない。……ハズなんだけど、じつはブレーキを強くかけるのが怖い。せっかく強力なブレーキを装備しているのに、もったいない気がする……。 #4 怖

Read More »

ライテクをマナボウ 「溝があっても古いタイヤは転びやすい!」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

バイクショップに行ったら「そろそろタイヤ交換した方が良い」と言われた……けれど、愛車のタイヤを見ると、けっこう溝が残っている。なんで交換しないとダメなの? タイヤに賞味期限なんてあるんですか? #2 溝があっても古いタイヤは転びやすい! 溝が十分あっ

Read More »

ライテクをマナボウ 「深くバンクするほどよく曲がる…ワケジャない!?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

皆さんこんにちは、こんばんは! YouTubeと連動するクシタニ・ライディング・メソッドの『シーズン2』が始まります。この連載では街乗りやツーリングなど様々なバイクシーンを楽しく過ごすための様々な「ライディングの気づき」をお伝えしていきます! #1

Read More »

ライテクをマナボウ ♯36(最終回?) ライディングの発見や気づきで ながく楽しく乗ろう!|KUSHITANI RIDING METHOD

YouTubeとKUSHITANI LOGS連動で毎週続けてきた「ライテクをマナボウ」は、今回が(とりあえず)最終回。街中やツーリングで感じる「こんな時どうする?」を、少しでも解決するのに役立っただろうか? 小さな気づきの積み重ねで、バイクはもっと楽

Read More »

ライテクをマナボウ ♯35 サスペンションの減衰力調整で何が変わる?|KUSHITANI RIDING METHOD

サスペンションのプリロードを自分の体重に合わせて調整したら、なんとなく乗りやすくなった感じがする。……というコトは「減衰力」も調整すれば、もっとイイ感じになるかも! でも減衰力のアジャスターって、妙に沢山ついているんですけど……?? 減衰力アジャスタ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯34 サスペンションの調整はプリロードから|KUSHITANI RIDING METHOD

愛車のサスペンションを見たら、イロイロ調整する場所があるみたいだし、ベテランライダーが口にする「サスセッティング」という言葉も、なんだかカッコいいからチョット興味がある。でも、ドコをドレくらい調整すれば良いのか、皆目見当がつかない……。 サスセッティ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯33 タンデムのパートナー どう乗ってもらう?|KUSHITANI RIDING METHOD

免許を取って1年が経過して、ちょっとバイクに慣れてきたら、やっぱりタンデム(二人乗り)したくなる。きっとパートナーも喜ぶはず……と思いきや、バイクに跨る時点でギクシャク。じつは自分も緊張して(楽しくない方の)ドキドキ。走る前からつまづいちゃったような

Read More »

ライテクをマナボウ ♯32 アウト‐イン‐アウトは危険!|KUSHITANI RIDING METHOD

スポーティにコーナリングするなら「アウト‐イン‐アウト」の走行ラインが有効だと昔から言われている。もっとも効率が良く、カーブを最速で駆け抜けられるテクニックとして有名だけど、ワインディングでも何かメリットがあるのかな……? 速そうでカッコ良いアウト‐

Read More »

ライテクをマナボウ ♯31 あ!曲がりきれない! その時どうする?|KUSHITANI RIDING METHOD

とくに先が見えないブラインドカーブは、曲がり具合をしっかり予測……したハズだけど、いざ曲り始めたら思った以上に回り込んでいて、ドキッ!とすることもしばしば。なんとかやり過ごしてはいるけれど、きちんと回避できないと本当にヤバイかも……。 思ったより曲が

Read More »

ライテクをマナボウ ♯30 曲がるきっかけ どうやって作る?|KUSHITANI RIDING METHOD

コーナリングの組み立てを意識したり、ブラインドカーブも出口が見えてから曲がり始めることで、俄然ワインディングが楽しくなってきた……のは良いんだけれど、どうも狙った場所からきちんと曲がり始めるのが上手くいかない。これ、ビシッとタイミングを合わせるコツっ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯29 なぜ 右カーブは難しく感じるの?|KUSHITANI RIDING METHOD

よくわからないけど右カーブの方が左カーブより難しく感じる。なんとなくライディングフォームが決まらなかったり、ゆっくり走っていても微妙に不安だったりする。コレって自分だけ? たまたま右カーブが苦手なだけ? 他のライダーはどうなんだろう? じつは左より右

Read More »

ライテクをマナボウ ♯27 先の見えないブラインドカーブ どこから曲がる?|KUSHITANI RIDING METHOD

ワインディングは出口まで見通せるカーブがあまり多くない、というより、ほとんどがブラインドカーブかも……。曲がり始めたら思ったより回り込んでいて焦ったり、意外と緩くて肩透かしを食ったり……。いったいどうやって曲がれば良いんだろう? カーブの先が見えない

Read More »

ライテクをマナボウ ♯26 回り込んだヘアピンカーブ どうやって走る?|KUSHITANI RIDING METHOD

カーブが連なるワインディングは、無理に飛ばしさえしなければ楽しさ満点! だけど、グルリと回り込んだヘアピンカーブは飛ばさなくても不安でいっぱい……。だからセンターラインに沿ってユックリ走れば曲がり切れるハズ……なのだろうか? ヘアピンカーブを楽しむテ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯25 カーブに合わせて座る位置を変えてみよう!|KUSHITANI RIDING METHOD

ツーリングで訪れたワインディング。ライディングフォームとか気にして余計な力を入れないように意識しているけれど、気持ち良く曲がれるカーブがあれば、なんとなくしっくりしなくて曲がりにくく感じるカーブもある。それって、カーブの種類で乗り方を変えた方が良いっ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯24 走っている時 どこを見る?|KUSHITANI RIDING METHOD

ベテランから「遠くを見ろ」とか「バイクは見た方に進む」とか言われる。なんとなく意味は解るので、自分としてもやっているつもり……なんだけど、気が付いたら前輪のスグ前を見ていたりする。路面の荒れとか、気にし過ぎているのかな……。 「遠くを見ろ」とは言うけ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯23 路地からの発進&左折小回り|KUSHITANI RIDING METHOD

教習所でも厳しく(?)指導される「左折小回り」。とはいえ極低速だとバランスをとるのが難しいし、アクセルを開けると安定する代わりにどんどん大回りに……。もちろん曲がり切れないワケでは無いけれど、いつもなんとなくギクシャクしているのがスッキリしない……。

Read More »

ライテクをマナボウ ♯21 腰をズラす意味 知っている?|KUSHITANI RIDING METHOD

レース映像を見るとコーナーで大きく腰をズラしているし、ツーリングで行った峠路でも腰をズラしているライダーを見かける。カッコ良いな……と憧れる気持ちと、なんかヤル気満々でちょっと恥ずかしいかもって感じもするけど、そもそもなんで腰をズラすの? ズラすとカ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯20 コーナリングの意識改革をしよう!|KUSHITANI RIDING METHOD

ライディングに慣れてくると、カーブを気持ちよく曲がる方法が気になってくる。ベテランライダーの走りを見ていると、まるでコンパスで円を描くようにグルーンと一発で曲がっているように感じる。マネしてみるけど、スムーズじゃないし……気持ち良く曲がれないのはなぜ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯19 バイクの動きを邪魔せず 力を抜いて曲がる|KUSHITANI RIDING METHOD

バイクはハンドルを切るのではなく「車体を傾けて曲がる乗り物」というのは、当然わかっている。それに「余計な力を入れるな」とも言われる。だけど、そもそも力を入れなければ車体を傾けられないんじゃないの? この矛盾、どうしたモノか……。 バイクの傾け方に良し

Read More »

ライテクをマナボウ ♯18 バイクはどうやって曲がっている? 軽く傾けるコツがある?|KUSHITANI RIDING METHOD

バイクが自然に曲がろうとする動きを邪魔しちゃいけないといわれるし、なんとなく意味もわかる……気がする。でも、バイクは車体を傾けないと曲がらないわけで、何を意識して傾けるのが良いんだろう? 上手な傾け方ってあるんですか? 「セルフステア」をおさらい ラ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯17 回転数とギヤの選び方 バイクは低回転が美味しい!|KUSHITANI RIDING METHOD

いまどきのバイクのエンジンは、高回転まですごい勢いで回転が上がる。たくさん回した方がスポーティに走っている満足感もある……のだけど、実際はとんでもないほどスピードが出ちゃって内心ドキドキ。本当のところ、どれぐらいの回転数で走るのが良いんだろう? エン

Read More »

ライテクをマナボウ ♯16 ショックのないシフトダウン|KUSHITANI RIDING METHOD

シフトダウンする時のショックは、不快というだけでなく「不安」。信号で止まる減速時はともかく、峠路のカーブの手前のシフトダウンでギュッと強いエンジンブレーキが効こうものなら、ドキッとして曲がり始めるタイミングまで見失ってしまう。このショック、なんとかし

Read More »

ライテクをマナボウ ♯15 ショックのないシフトアップ|KUSHITANI RIDING METHOD

いったんスタートしてしまえば、その後シフトアップしていくのに、それほど難しさを感じることはない……のだけれど、シフトアップするたびに車体が前後にガクンと揺れるのはナゼだろう? こんなショック、無い方が快適なのに……。 丁寧に操作してもショックが消えな

Read More »

ライテクをマナボウ ♯14 停止線で毎回同じように停まれてる?|KUSHITANI RIDING METHOD

街中の信号や一時停止、とくに問題なく停まれている……というか、停まれなかったら大変だ。だけど「毎回同じように停まれているか?」と聞かれると、ちょっと自信がないかも。停止線のけっこう手前で停まってしまい、足を着いてチョコチョコ前進することも無くはない。

Read More »

ライテクをマナボウ ♯13 ギクシャクしないスムーズな発進|KUSHITANI RIDING METHOD

免許を取って乗っているワケだから、当然ながら普通に発進できる……けれど、じつは内心「エンストするんじゃないか」と、発進のたびにドキドキしているのは内緒。アクセルもクラッチも慎重に操作しているのに、この得も言われぬ不安感、何とかなりませんか? 足の着き

Read More »

ライテクをマナボウ ♯12 安全でスマートな駐車の仕方|KUSHITANI RIDING METHOD

高速道路などのバイクの駐輪場。そのまま頭から突っ込んで前向き駐車するのが簡単だけど、次にスタートする時はよいしょよいしょとバックしないとダメだから、いまひとつスムーズじゃない。周囲の目があると緊張するし……。もっとスマートな方法ないですか? 前向き駐

Read More »

ライテクをマナボウ ♯10 リヤブレーキ、使ってますか?|KUSHITANI RIDING METHOD

いまどきのバイクのフロントブレーキは超強力! だからリヤブレーキなんて使わなくても、充分に減速したり止まることができる。それに大きな声では言えないけれど、じつはリヤブレーキを上手く使う自信がない……。それでもリヤブレーキは使った方が良いんですか? リ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯11 実はニュートラルの簡単な出し方がある|KUSHITANI RIDING METHOD

赤信号で止まってニュートラルを出そうとしたら、通り過ぎて2速に入ってしまった。慌ててシフトペダルを踏み下げたら、今度は1速へ。そして1速と2速を行ったり来たりしている間に信号が青に変わる……。この無益な時間は何だったの? ニュートラルって、もっと簡単

Read More »

ライテクをマナボウ ♯10 リヤブレーキ、使ってますか?|KUSHITANI RIDING METHOD

いまどきのバイクのフロントブレーキは超強力! だからリヤブレーキなんて使わなくても、充分に減速したり止まることができる。それに大きな声では言えないけれど、じつはリヤブレーキを上手く使う自信がない……。それでもリヤブレーキは使った方が良いんですか? リ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯09 クラッチ&ブレーキレバーのストロークを知る|KUSHITANI RIDING METHOD

レバーを握ればブレーキが利き、レバーを離せばクラッチが繋がる。この操作をすれば走ったり止まることはできるけれど、どうも上手く操っている気がしない……。思い通りに止まったり、スムーズに発進するには「レバーのストロークの役目」を把握するのが先決だ! ブレ

Read More »

ライテクをマナボウ ♯08 ブレーキやクラッチが操作しやすい レバー位置の調整|KUSHITANI RIDING METHOD

クルマはシートの前後位置や背もたれの角度を調整して乗りやすい姿勢を取れるけれど、バイクはライダーの方が頑張って合わせるしかない……ワケではない。じつはブレーキ/クラッチレバーの位置を調整するだけで、フォームや乗りやすさ、コントロール性まで大きく変わる

Read More »

ライテクをマナボウ ♯07 基本フォームとニーグリップ|KUSHITANI RIDING METHOD

街中やツーリング先で、いまひとつイケてないフォームのライダーを目にすることがある。……でも、自分はどんなフォームで乗っているんだろう? もし「あんな感じ」だったどうしよう……(汗)。自分のフォームは自分では見えない。さあ、どうする!? カッコ悪く見え

Read More »

ライテクをマナボウ ♯06 ハンドルグリップの握り方|KUSHITANI RIDING METHOD

ツーリングである程度の時間や距離を走ると、手や腕、肩が痛くなるけれど「バイクはそういうモノ」と我慢して(頑張って)乗っているライダーは多い。とはいえこのツラさ、何とかならないのか? じつはハンドルグリップの握り方を工夫するだけで、かなり改善できるんで

Read More »
最新情報をチェックしよう!